1. 投資信託ってなに?
■投資信託とは?
■投資信託のメリット
■投資信託のデメリット1
■投資信託のデメリット2
■投資信託のデメリット3
■投資信託の仕組み
■投資信託の基準価額
2. 投資信託の種類
■投資信託の種類
■株式投資信託
■公社債投資信託
■外貨建てMMF
■追加型株式投信の分類
■ETF(株価指数連動型上場投信)
■J-REIT(上場不動産投資信託)
■収益分配による分類
■SRI(社会的責任投資)ファンド
■インド株投資信託
■中国株投資信託
3. 投資信託の選び方
■投資信託のリスク分類
■ドルコスト平均法の活用
■ドルコスト平均法の弱点
■投資信託選びのヒント
■投資信託関連リンク
■投資のパフォーマンス評価1
■投資のパフォーマンス評価2
■投資のパフォーマンス評価3
4. 投資信託の手数料と税金
■投資信託を購入・運用する時の費用
■購入時の手数料
■購入後の手数料
■投資信託の税金
■株式投信の解約・償還益
5. 投資信託の売買と管理
■投資信託を郵便局で買う
■投資信託を証券会社等で買う
■投資信託の資料
■投資信託の換金可能時期と手数料
■金融商品販売法
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■インド株投資信託が人気の理由
最近、インド株で組成した投資信託が人気を集めています。2005年に野村證券が募集を行ったインド株投信では、募集直後から大量の応募があり、早々に締め切られたほどです。
こうしたインド株投信の人気化の背景には、インド経済に対する大きな期待感があるようです。
インドは労働力が安く、英語が準公用語であることから、英米企業にとっては言葉の壁のない労働力市場となっています。更に、インドには、コンピュータ関連など理系の優秀な人材が多量に存在します。こうした状況を背景に、インドではIT産業が急成長し、経済全体を牽引しています。
インド株式市場は、通常SENSEXという指標で管理されています。株式市況は好調を持続しており、SENSEX指数も非常に高い水準で推移しています。ただ、いつまでも騰がり続けることはありませんから、ここからは逆に注意することも大切でしょう。
■主なインド株投資信託
野村インド株投資 / 野村アセットマネジメント
運用資産約1,200億円の超ビッグ・ファンドです。ベンチマークはMSCIインド・インデックス(MSCIは米国モルガンスタンレー証券の作成するインデックス)です。原則として為替ヘッジを行っていませんから、為替リスクがあります。購入時の手数料は3.15%、信託報酬は2.1%です。
PCAインド株式オープン / PCAアセットマネジメント
運用資産は約900億円です。インド株に90%を投資しますが、残り10%は日本債券で運用されます。こちらも為替ヘッジはありません。購入時の手数料は3.15%、信託報酬は1.88%です。PCAアセットマネジメントについては、こちらを参照ください。>
PCAアセット
カブドットコム証券で取り扱い有 > カブドットコム証券
HSBCインドオープン / HSBCアセットマネジメント
運用資産は約1,000億円強と、野村インド株投信に次ぐ規模です。為替ヘッジはありません。ベンチマークはS&Pの指標です。購入時の手数料は3.675%、信託報酬は2.31%と、他の投資信託と比較して手数料は若干高めです。HSBCは、旧香港上海銀行、英国の伝統的金融グループです。
マネックス証券で取り扱い有 > マネックス証券
オリックス証券で取り扱い有 > オリックス証券
ドイチェ・インド株式ファンド / ドイチェアセットマネジメント
運用資産は約130億円と比較的小規模です。投資信託の場合は、自身の購入で株価が上がってしまう可能性があるため、小規模なファンドのほうが有利な面もあり、決してファンド規模が大きいことは良いことではありません。
当ファンドも為替ヘッジはありません。購入時の手数料は3.15%、信託報酬は1.94%です。ドィチェアセットは、ドイツ最大の金融グループであるドイツ銀行の資産運用会社です。
E*トレード証券で取り扱い有 > E*トレード証券
JFインド株ファンド / JPモルガン・フレミング
運用資産は約30億円と、小規模です。ベンチマークはMSCIインディア・インデックスです。購入時の手数料は3.675%、信託報酬は1.911%です。JPモルガン・フレミングは、モルガン財閥の流れをくむJPモルガンと、チェース・マンハッタン銀行グループ、英国の伝統的資産運用会社であるジャーディン・フレミングが統合された、巨大金融グループです。
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