1. 投資信託ってなに?
■投資信託とは?
■投資信託のメリット
■投資信託のデメリット1
■投資信託のデメリット2
■投資信託のデメリット3
■投資信託の仕組み
■投資信託の基準価額
2. 投資信託の種類
■投資信託の種類
■株式投資信託
■公社債投資信託
■外貨建てMMF
■追加型株式投信の分類
■ETF(株価指数連動型上場投信)
■J-REIT(上場不動産投資信託)
■収益分配による分類
■SRI(社会的責任投資)ファンド
■インド株投資信託
■中国株投資信託
3. 投資信託の選び方
■投資信託のリスク分類
■ドルコスト平均法の活用
■ドルコスト平均法の弱点
■投資信託選びのヒント
■投資信託関連リンク
■投資のパフォーマンス評価1
■投資のパフォーマンス評価2
■投資のパフォーマンス評価3
4. 投資信託の手数料と税金
■投資信託を購入・運用する時の費用
■購入時の手数料
■購入後の手数料
■投資信託の税金
■株式投信の解約・償還益
5. 投資信託の売買と管理
■投資信託を郵便局で買う
■投資信託を証券会社等で買う
■投資信託の資料
■投資信託の換金可能時期と手数料
■金融商品販売法
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■中国株投資信託の状況
2003年頃に、中国の株式市況は、経済の高度成長の影響を受けて大きく上昇しました。2004年以降の2年間は、ここまで急騰してきたことへの反動等もあって、株式市場は停滞した動きとなっていましたが、最近になって再び上昇の気配を見せています。
中国では北京オリンピックも控えており、今後も高い経済成長が続くことには誰も疑いを向けない状態ですが、株式市況の場合には、既に将来の相当な経済成長までを織り込んでいる可能性があり、注意が必要です。
一時期の中国株ブームは過ぎ、最近ではインド株に、むしろ目が向けられがちですが、こうした時こそ陽の当らない分野への投資のチャンスかもしれません。
■主な中国株投資信託
三井住友ニューチャイナファンド / 三井住友アセットマネジメント
運用資産は約600億円です。このファンドは、中国国内で事業展開している会社に投資しています。また、中国を代表する企業の新規公開分への投資も方針としてあげられています。
原則として為替ヘッジを行っていませんから、為替リスクがあります。購入時の手数料は3.15%、信託報酬は1.90%です。
マネックス証券で取り扱い有 > マネックス証券
HSBCチャイナオープン / HSBCアセットマネジメント
運用資産は約400億円です。香港、上海、シンセン等の取引所に上場されている株式での運用が中心です。こちらも為替ヘッジはありません。購入時の手数料は3.15%、信託報酬は1.89%です。HSBCは、旧香港上海銀行、英国の伝統的金融グループです。
マネックス証券で取り扱い有 > マネックス証券
三菱UFJ チャイナオープン / 三菱UFJ投信
運用資産は約300億円、香港、上海、シンセン等の取引所に上場されている株式に投資します。為替ヘッジはありません。購入時の手数料は現在「ノーロード」となっており、信託報酬は1.596%/年です。
他の投資信託の場合には、買付け時に約3%が手数料として目減りしますが、このファンドはノーロードで買付け手数料が無料となっているおトクな投資信託です。
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チャイナ・エクイティ・オープン「騰飛」 / 大和住銀投信投資顧問
運用資産は約600億円です。為替ヘッジはありません。香港、上海、シンセン等の取引所に上場されている株式と、米国・シンガポールに上場している中国関連企業への投資運用が中心です。購入時の手数料は3.15%、信託報酬は1.60%です。
JFチャイナファンド「昇龍」 / JPモルガン・フレミング
運用資産は約300億円です。中国・香港の株式が主要な投資対象ですが、中国の経済成長の恩恵を享受する台湾・韓国・シンガポールの株式にも純資産総額の30%まで投資可能とする運用方針をとっています。
購入時の手数料は3.15%、信託報酬は1.69%です。JPモルガン・フレミングは、モルガン財閥の流れをくむJPモルガンと、チェース・マンハッタン銀行グループ、英国の伝統的資産運用会社であるジャーディン・フレミングが統合された、巨大金融グループです。
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