1. 投資信託ってなに?
■投資信託とは?
■投資信託のメリット
■投資信託のデメリット1
■投資信託のデメリット2
■投資信託のデメリット3
■投資信託の仕組み
■投資信託の基準価額
2. 投資信託の種類
■投資信託の種類
■株式投資信託
■公社債投資信託
■外貨建てMMF
■追加型株式投信の分類
■ETF(株価指数連動型上場投信)
■J-REIT(上場不動産投資信託)
■収益分配による分類
■SRI(社会的責任投資)ファンド
■インド株投資信託
■中国株投資信託
3. 投資信託の選び方
■投資信託のリスク分類
■ドルコスト平均法の活用
■ドルコスト平均法の弱点
■投資信託選びのヒント
■投資信託関連リンク
■投資のパフォーマンス評価1
■投資のパフォーマンス評価2
■投資のパフォーマンス評価3
4. 投資信託の手数料と税金
■投資信託を購入・運用する時の費用
■購入時の手数料
■購入後の手数料
■投資信託の税金
■株式投信の解約・償還益
5. 投資信託の売買と管理
■投資信託を郵便局で買う
■投資信託を証券会社等で買う
■投資信託の資料
■投資信託の換金可能時期と手数料
■金融商品販売法
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2006年1月にライブドア社は東京地検の捜査を受けることとなり、その後社長の逮捕、同社株は、1月中旬から下旬にかけて、急落しました。
この株価の急落によって個人投資家でも大きな損失が発生しているようです。投資信託の場合は、どうでしょうか?
投資信託は、通常個人での投資と比べて資金量が豊富です。資金量の大きい投資家が流動性の低い中小型株を買った場合には、自分自身が買うことで株価を押し上げてしまうほか、イザという時には売れない、というリスクも抱えます。このため、いわゆる新興市場銘柄については、大手ファンドは組み入れをしないことが普通です。
しかし、投資信託の中には、「成長株ファンド」や「中小型株ファンド」と銘打って、パフォーマンス向上のために新興市場銘柄を組入れるものもあります。ファンド自体としては、多くの銘柄に分散投資をしていますから、一つの銘柄で失敗したといっても、ファンド自体の成績に与える影響は軽微だと言えます。
また、投資信託は顧客から資産を預かって運用していますので、顧客に対しての運用責任が存在します。今回のライブドアのような「不祥事銘柄」が発生した場合の責任の取り方とは、一般的には「すぐに損切りする」こととなっています。
以上から、投資信託の場合には一般的にはライブドア株の影響としては、
・ 元々組入れていないから問題無い
・ 組入れてはいたが、すぐに売却・損切りしたし、組入れ比率も高くは無いので、大きな影響は無い
のどちらかになっていると想像されます。
むしろ、興味を惹かれる点は、こうした事態に遭遇した場合に、投資運用会社が顧客に対して、どこまで情報開示をしてくれているか、です。
この視点で、日経金融新聞の記事等を基に、投資運用会社を行動別に簡単にまとめたものが以下です。
■組入れファンドがあること、及び、売却済みであることを公表
新光投信、大和証券投資信託委託、三菱UFJ投信
■組入れファンドがあることを公表
興銀泰一ライフアセットマネジメント、JPモルガン・フレミング、野村アセットマネジメント、フィデリティ投信、メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ
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