1. 投資信託ってなに?
■投資信託とは?
■投資信託のメリット
■投資信託のデメリット1
■投資信託のデメリット2
■投資信託のデメリット3
■投資信託の仕組み
■投資信託の基準価額
2. 投資信託の種類
■投資信託の種類
■株式投資信託
■公社債投資信託
■外貨建てMMF
■追加型株式投信の分類
■ETF(株価指数連動型上場投信)
■J-REIT(上場不動産投資信託)
■収益分配による分類
■SRI(社会的責任投資)ファンド
■インド株投資信託
■中国株投資信託
3. 投資信託の選び方
■投資信託のリスク分類
■ドルコスト平均法の活用
■ドルコスト平均法の弱点
■投資信託選びのヒント
■投資信託関連リンク
■投資のパフォーマンス評価1
■投資のパフォーマンス評価2
■投資のパフォーマンス評価3
4. 投資信託の手数料と税金
■投資信託を購入・運用する時の費用
■購入時の手数料
■購入後の手数料
■投資信託の税金
■株式投信の解約・償還益
5. 投資信託の売買と管理
■投資信託を郵便局で買う
■投資信託を証券会社等で買う
■投資信託の資料
■投資信託の換金可能時期と手数料
■金融商品販売法
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■外貨建てMMFは外貨預金よりも有利
外貨建てMMFは、日本国内と比較して高い海外の金利メリットを享受できる点と、為替差益が狙える点の2点を特徴として、最近注目されています。外貨建てMMFと同種の商品として、銀行の外貨預金がありますが、比較しますと、外貨建てMMFのほうが有利な仕組みとなっています。
外貨建てMMF自体は、対象通貨は米ドル、ユーロ、豪ドル、カナダドルなどで、購入時のレートは、TTSに準じて販売会社が決定するレート、売却時はTTBに準じて販売会社が決定するレートとなっています。販売会社は為替レートにマージンを上乗せしますが、購入自体に対してかかる手数料はありません。
外貨建てMMFが外貨預金と比較して有利な点は2点あります。1点目は流動性、2点目は税務上の取り扱いです。
流動性に関しては、外貨建てMMFが購入日の翌取引日以降であればいつでも換金できるのに対して、外貨預金は基本的に満期まで解約できません。従って、MMFであれば、為替相場の状況を見て、為替が有利な時に換金することが可能になります。
税金の面では、外貨預金の為替差益が利子・配当所得として課税対象となりますが、MMFの場合の為替差益は課税対象とはなりません。
この2点以外の運用条件については、両者で大差がありませんから、以上の2点に強みを持つ外貨建てMMFのほうが外貨預金よりも有利な商品であると言えます。
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