株式・公社債などの投資信託、ETF・REIT・MMFなど投信金融商品の入門ガイド

投資信託 辛口入門ガイド

レジャーホテルファンド



1. 投資信託ってなに?
 ■投資信託とは?
 ■投資信託のメリット
 ■投資信託のデメリット1
 ■投資信託のデメリット2
 ■投資信託のデメリット3
 ■投資信託の仕組み
 ■投資信託の基準価額

2. 投資信託の種類
 ■投資信託の種類
 ■株式投資信託
 ■公社債投資信託
 ■外貨建てMMF
 ■追加型株式投信の分類
 ■ETF(株価指数連動型上場投信)
 ■J-REIT(上場不動産投資信託)
 ■収益分配による分類
 ■SRI(社会的責任投資)ファンド
 ■インド株投資信託
 ■中国株投資信託
 ■レジャーホテルファンド

3. 投資信託の選び方
 ■投資信託のリスク分類
 ■ドルコスト平均法の活用
 ■ドルコスト平均法の弱点
 ■投資信託選びのヒント
 ■投資信託関連リンク
 ■投資のパフォーマンス評価1
 ■投資のパフォーマンス評価2
 ■投資のパフォーマンス評価3

4. 投資信託の手数料と税金
 ■投資信託を購入・運用する時の費用
 ■購入時の手数料
 ■購入後の手数料
 ■投資信託の税金
 ■株式投信の解約・償還益

5. 投資信託の売買と管理
 ■投資信託を郵便局で買う
 ■投資信託を証券会社等で買う
 ■投資信託の資料
 ■投資信託の換金可能時期と手数料
 ■金融商品販売法

レジャーホテルファンド


 ローリスク・ミドルリターンの投資商品として、グローバル・ファイナンシャル・サポート社(以下GFS社)の「レジャーホテルファンド」があります。レジャーホテル(いわゆるラブホテル)を投資対象とした変り種ファンドです。基本的には、ラブホテルを運営し、得た収益から配当が支払われる仕組みとなっています。

 ラブホテルは形を変えつつも江戸時代から続く息の長い産業。そしてその業界特性から景気にも左右されにくく、景気が下降気味で株式投資信託で利益が出ない時でも、ホテルファンドの運用には直接影響がないことは大きなメリットです。

 既に他の投資信託やJ-REITで運用しているかたにとっては、収益の変動性が異なる商品を組み合わせることで、リスクヘッジが可能です。つまり、分散投資の対象として、資産のポートフォリオを組むにあたっては、他の運用商品とは連動性の低い金融商品として活用することが可能となります。

■商品の概要(06年秋に募集された商品の場合)

申し込み単位 50万円
運用期間 5年
予定利回り 約8.4〜12%
分配金の支払い回数 年2回
その他の主な特徴 ■手数料がかかりません。
■完全インカムゲイン型の商品です。
■倒産隔離という仕組みを採用しており、運用会社のGFS社が仮に破産したとしても、出資金には影響が 及ばない形となっています。
■優先・劣後方式という仕組みを採用しており、GFS社も同じファンドに出資をし、GFS社が出資者よりも先に損益を被り、逆に利益は先に出資者に提供するという形となっています。
■元本保証ではありません。
■1年経過以降には、3.15%(税込)の解約料を支払うことで途中解約が可能です。
■投資対象の不動産には火災・地震保険の契約が付けてあります。


評価と活用方法
 予定利回りがそこそこ高く、手数料も無しと良いこと尽くめのように聞こえますが、当然リスクも存在します。決定的な負担リスクは、ファンドを提供している会社がまだベンチャー企業であるということ、ラブホテルの稼働率が安定して高い水準をキープできるかということ、更にラブホテルは不動産であるため、災害リスクも存在します。

 こうしたリスク・リターン特性を踏まえた上で、上記のように、他の一般的な運用商品で資産運用をしている方にとっては、その資産の一部を収益の変動性が異なる商品で運用する点でメリットが生じます。つまり、全体の資産運用の中で、そのポートフォリオの一部に組み入れて運用すると、高い効果が得られる可能性があります。

その他のリスク情報について
 この商品を提供しているGFS社は、投資顧問業の登録と宅地建物取引業者の免許を取得した会社です。また、証券化業務全般を取り扱っており、未だベンチャー企業ではあるものの、このレジャーホテルファンドの分野に関しては、しっかりした運用実績を持つ、国内でも有数の運用会社です。

 > ファンドの詳細については、こちらから


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